若い頃(といっても今も若いのですが!)どうしてもしたかったのがピアス。
どうしてもしたくてしたくて母に相談したのですが答えは「NO」だった。
諦めなくてはいけないのかと思って私の伯母に母が何気なく話した。
「義姉さん、ピアスがしたいっていうばかりで・・・」
それから伯母からには少し小言を言われ何気なしに諦めた。
それ以来、この伯母は海外に行くたびに私には必ず
イヤリングを
買ってきていた。
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それでも心のどこかで「ピアスしたい!」という気持ちは多少残ってて20代も後半に
差し掛かったときにでかけた京都。その京都でとある有名な占いの先生に私のことを
みていただく際にあわせてピアスのことも話した。
ここでもやはりいわれることは母・伯母とも全く同じだった。
「あなた、この耳にピアスされるんですか?この福耳に傷つけるなんて・・・
見合わせたほうがいいわ。やめときなはれ」この「やめときなはれ」でこのときもピアスに
関しては見合わせた。ただ「時期を見合わせた方がいい」なのか「絶対するな」っていうことも
理解できないまま京都を後にした。
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あれから10年以上たったつい最近のこと。
小雪さんが表紙のPrecious9月号を読んでて思わずほえた!
「こんなピアスしたい」と。ただどうやって母に切り出そうと迷っていたとき
出勤する前に母から「私に何か隠しごとをしていない?何か昔反対していたことを
やろうとしていない?」
無言のまま出勤そして帰宅・・・
私「今朝のことなんだけどなんで?」
母「あなたピアスあけようとしてない?だって夢の中でピアスあけようと思ってるんだけど?
もしよかったらお母さんも一緒にしない?っていってた。」
私はびっくり顔で首を縦にふった。母からは「あけるんならあけてもいいわよ~そのかわりちゃんと
約束通りのことをしてからね。私も一緒にピアスするから~夢の通りね」
まだ本当にあけるかどうかわからないけどなんか凄すぎる母なのです。
ファーストピアスならできればこれが希望。しかし母のエスパー度はまだまだ
ありますが「これがどうして生活にいかせないのか~」とぼやいていましたが
それは娘である私が切実におもうことなのであります。